第6回北海道支部オンライン(ZOOM)大会

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第6回北海道支部オンライン(ZOOM)大会 開催要領

(第2報)

 

【主催】グローバル人材育成教育学会北海道支部  【主管】北海道情報大学

【開催日時】2021年2月27日(土)13:00-17:00(オンライン受付 12:30-13:00)

【開催場所】オンライン(ZOOM)で開催します

(参加受付された方に、ZOOMのURLを送ります)

【大会テーマ】『新型コロナ以前と以後のグローバル人材育成教育』

 

大会趣旨: 昨年からの新型コロナウィルスの影響で、本学会の支部大会と全国大会は遠隔開催が続 いております。北海道支部大会もその例に倣い、Zoom によるオンライン大会となります。 本支部大会のテーマは、『新型コロナ以前と以後のグローバル人材育成教育』といたしま した。第 1 部は「北海道のグローバル人材育成 高校編」、第 2 部は「北海道のグローバル人材育成 大学・一般編」と題して、それぞれ2件の実践報告がございます。どの報告も大変 意欲的であり、有意義な情報となることが期待されます。また第3部はパネルディスカッシ ョンとして「ウィズコロナの時代ではどんな国際交流活動ができるのか-地域内・学校内に おけるグローバル人材の育成と共有-」というテーマで議論が交わされます。

 

【大会参加費】   会員 無料、非会員 1000円(口座振り込み)

口座情報 北洋銀行 白石本郷(しろいしほんごう)支店 

普通預金 0813200 グローバル人材育成教育学会北海道支部

学生 無料

 

※参加申し込みはZOOMのURLを送る都合上、2月24日(水)までに下の参加申し込みフォームから事前申し込みをお願いします。

=>大会参加申し込みはこちら https://forms.gle/tiLn4kh4pyEen9x27

 

<タイムスケジュール>

13:00 開会式 司会 伊藤 一正(北海道情報大学)

グローバル人材育成教育学会会長挨拶 勝又 美智雄(国際教養大学名誉教授)

グローバル人材育成教育学会北海道支部長挨拶 竹内 典彦(北海道情報大学)

 

第1部(北海道のグローバル人材育成 高校編)司会 伊藤 一正(北海道情報大学)

13:20-13:50(30分 Q&Aを含む)

 

「高校におけるクラス全員留学の効果〜ケンブリッジ英語検定による4技能効果測定〜」

吉田 努(北星学園女子中学高等学校)

「北星学園女子高等学校専門英語科(以下、北星 女子英語科)では、高校2年次の全員留学を必 須としている。生徒は留学を通して成長する が、英語力のどの技能がどれくらい伸長するの か、また留学によって広がった世界の見方がど のように進路選択に影響するのだろうか。本稿 では、(1)全員留学の概要を紹介し、(2)留 学の効果をケンブリッジ英語検定(以下、 Cambridge Exam)を用いて 4 技能毎に CEFR で示 し、(3)留学がその後の進路選択にどのように 影響するのかを考察する。」

 

13:50-14:20(30分 同上)

「千歳高校とソウル空港高校とのオンライン姉妹校交流と参加生徒の変化」

山崎 秀樹(北海道千歳高等学校)

「北海道千歳高等学校(千歳高校)は、1993 年に大韓 民国ソウル市立空港高等学校(空港高校)と姉妹校提 携を結び、生徒、教職員と PTA の保護者の相互訪問 を毎年行ってきた。ソウル市内に金浦空港、千歳市に 新千歳空港がある「空港つながり」が縁で実現した。 当時、海外への修学旅行解禁に伴い、同校と姉妹校訪 問交流を行うなど、比較的早い時期から交流が行われ てきた。途中、朝鮮半島の政情不安や感染症等で数回 中止になったが、近年は各校の生徒(10 名)とその家 族によるホーステイ受入、校長・教員・PTA(2 名) の相互訪問による草の根交流を毎年行っており、良好 な関係を維持している。今年度相互訪問が中止となっ たが、「交流を止めるな」を合言葉に、両校の協議で、 34 名の生徒によるオンライン交流が実現した。実施の計画にあたり、澤邉(2020)が実践した Zoom による日 韓の大学生や高校生の交流を参考にした。本発表では、オンライン交流の成果と課題を検証し報告する。」

 

14:20-14:30(10分) 休憩

 

第2部(北海道のグローバル人材育成 大学・一般編)司会 中山 健一郎(札幌大学)

14:30-15:00(30分 同上)

「コロナ禍が引き起こす国際交流の拡大?」

正木 幹生(北海道大学大学院)

「筆者も受け入れ側として関与した北海道大学国際イン ターンシッププログラムは、当初 2020 年 8 月にルワ ンダで実施する予定であったが中止となり、その代替 としてオンラインによるプログラムを 2021 年 2 月に 実施することになっている。遠隔教育、オンライン授 業などインターネットを活用した取り組みは新しい取 り組みではないが、学会やセミナー、短期海外派遣プ ログラムやインターンシップなど、その活用は広がり をみせている。コロナ禍は、国際交流1の足枷となって いるが、オンラインによる取り組みのように、新たな 取り組みや工夫を創造することを促して、将来的に国 際交流を拡大する方向に導く機会にもなると思われる。 本稿は、オンラインの活用と、コロナ禍が引き起こ しているリスクを軽減する工夫することで国際交流を 拡大する可能性について考察する。」

 

15:00-15:30(30分 同上)

「海外渡航によらない国際交流活動の実践報告-実質化した活動あってのオンライン交流-」

小野 真嗣(室蘭工業大学)

「本稿は筆者の勤務校である室蘭工業大学(以下、本 学)における国際交流活動について論じ、コロナ前の 交流実績に基づいて、コロナ禍における海外渡航に寄らずに展開できた国際交流実践について報告するもの である。発表時点において、コロナ禍となっておよそ 1年を迎えるが、2021 年度についても海外渡航による 語学研修や単位互換留学などは、筆者は未だ大変厳しい状況であると考えている。2020 年度、本学は全ての 海外渡航型の研修プログラムをやむなく中止としたが、本学はいくつか萌芽的なオンラインによる国際交流や 異文化理解に関する活動実施に比較的早期にこぎつけることができた。本発表を通じて、本学が学生に提供した一連の国際交流実践に ついて話題提供させて頂き、情報共有を図るとともに、コロナ後の改善された環境に向け、本学単体だけでなく小中高大の学校間連携によって地域内で展開できる 可能性について検討できる機会となればと考えている。」

 

15:30-15:40(10分) 休憩

 

第3部(パネルディスカッション)司会 小野 真嗣(室蘭工業大学)

15:40-16:50(70分 Q&Aとフロアーディスカッションを含む)

「ウィズコロナの時代ではどんな国際交流活動ができるのか

-地域内・学校内におけるグローバル人材の育成と共有-」

    パネリスト 山岸 充明(北海道登別明日中等教育学校)

    パネリスト 山崎 秀樹(北海道千歳高等学校)

    パネリスト タケ・ディビッド(函館工業高等専門学校)

    パネリスト 小野 真嗣(室蘭工業大学)

 

16:50 閉会のことば   司会 中山 健一郎(札幌大学)

グローバル人材育成教育学会理事 福沢 康弘(北海道情報大学)

 

 

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